ありがとうエピソードその4 MEIGIホールディングス

ありがとうエピソードその4 MEIGIホールディングス

毎週月曜日の新シリーズ4回目です。
本日は、誰の身にも起こり得るかもしれない病気の話です。
前回はこちら その1 その2 その3

2020年 コロナウイルスのパンデミックのはじまり、テレビを付けるとどの局も未知のウイルスの話ばかりやっています。
そんなタイミングで癌が見つかり入院治療することになりました。
入院期間は3ヵ月
万が一何かあっても、プロがいるから安心だし自宅で生活しているよりはリスクが低いだろうと楽観視していました。
ある日院内エントランスに衝立や誘導するような看板が立ち、とうとう同じフロアにコロナウイルスの患者さんが入ってきたと思われるできごとが起きました。
入院している病棟内はピリっとした空気になり、治療のための移動は呼び出しがかかってからしか移動できなくなりました。
外泊や外出、お見舞いも禁止。
人生初めての大病で、始めは色んなものが新鮮でしたが長続きがしません。
本を買い退屈な入院生活をやり過ごし、計画通りの3ヵ月で無事に退院しました。
そこから自宅療養で更に3ヵ月で、合計半年の休職。
職場復帰したら休職前と同じ場所はないかもしれないとぼんやり思っていましたが、結果はそんなことはなく休職前と同じように働くことができました。
数年後、再燃して同じように入院治療で休職したのですが、その時も同様に復帰後同じ環境で働くことができました。

退院する際、平日の仕事後の夜に病院まで迎えに来てくれた家族、通院に付き添ってくれた親戚、長期間仕事を休んだにも関わらず
変わらず迎え入れてくれた職場に、適切な治療をしてくれる主治医の先生、看護師さん等当たり前に受けていた親切ですが、考えてみると全方向に足を向けて寝られない状態です。

少し期間が空きましたが、このシリーズは毎週月曜日の更新をしております。
次回第5回もどうぞお楽しみに。