特殊詐欺に気を付けて下さい!

特殊詐欺に気を付けて下さい!

平成29年10月末 愛知県警の特殊詐欺の認知件数は540件、金額にして約8億9135万円となっております。
特殊詐欺とは、オレオレ詐欺や架空請求詐欺・還付金等詐欺・金融商品等取引名目などをひっくるめた名称です。

オレオレ詐欺も年々巧妙化していて、警察になりすました犯人がキャッシュカードを騙し取りお金をおろしたり、複数の登場人物が代わる代わる電話に出て考える余地を与えないようにして被害者の判断力を鈍らせて振り込ませたりしています。
還付金詐欺は、社会保険事務所・税務署職員を名乗り年金・税金などの還付金があるといってATMまで誘導して操作をさせて犯人の口座にお金を振り込ませるという
詐欺です。
架空請求詐欺は、身に覚えのない会社より身に覚えのないサイトの使用代金を請求され連絡がない場合は法的手続きをとるという連絡を受けた人の恐怖心を煽り、
お金を騙しとる詐欺です。

若いから引っかからないとも限りません。
ビットキャッシュ詐欺やLINE乗っ取り詐欺も起こっています。
他にもマイナンバーや東京オリンピックに絡んだ詐欺もあるようです。
自分は大丈夫という過信が詐欺に引っかかる可能性をあげているかもしれません。
少しでも怪しいと思ったら話を聞かずに電話を切るのもいいと思います。
最後まで話を聞いてしまったけど、怪しいなぁと不信感が拭えない場合は電話を切った後、本人もしくは身内に連絡をして事実確認をとってください。

『だまされたフリ作戦』というものもあります。
だまされたフリをして受け渡し場所や金額を聞き出し、電話を切った後に警察署または110番をして通報する。
自宅に来た警察官にアドバイスをもらったり、一緒にだまされたフリ作戦を実行して犯人を捕まえるという事もあるそうです。
お金を受け取りに来た受け子という役の人を捕まえる事が出来た例もあります。それによって表彰されたお年寄りもいます!

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