アパート記念日

アパート記念日

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本日はアパート記念日です。日本最初の木造積層住宅が完成した日です。
今から108年前になる1910年(明治43年)11月6日東京・上野 上野倶楽部という名前の木造アパートが完成しました。
上野恩賜公園内の不忍池に隣接する形で建っている木造5階建ての賃貸アパートで、入居者にはロシア人やフランス人も居たようです。
(引用:第119回常設展示 日本の集合住宅 -アパート、マンションに見る20世紀)(リンク先:リサーチナビ 国立国会図書館)
どんな建物か気になって検索をしてみた中で唯一見つかったのがコチラ(リンク先:上野公園とその周辺 目でみる百年の歩み 上野観光連盟ホームページ)
このホームページの上から9枚目の画像、昭和6年6月の不忍池の画像右上にある白い建物が上野倶楽部だそうです!
ハッキリとは見えませんがお洒落な雰囲気がします!現在の上野駅の目の前にあるとは何とも好立地な感じがしませんか?!

 

建物の名前にはアパート・マンション・コーポ・ハイツ等付いていますが、これらはルールがあって付けられたものではなくて、大家さんがイメージなどを考慮して付けた名前です。
アパートとマンションに厳格な違いを示す法律はなく、双方の判断方法は木造・軽量鉄骨造の2階建てがアパートで、鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造の3階建て以上がマンションです。この条件は不動産会社によって多少違うこともあります。○○不動産ではマンションとされている物件でも△△ハウスではアパートとして扱われていることがあります。
この条件からすると、木造の5階建てという上野倶楽部はアパートとマンションのどちらに入るのでしょうね。