水災料率が市区町村別になるみたいです
水災料率が市区町村別になるみたいです
梅雨本番ということで天気が不安定で、通勤している間に酷く雨が降ったかと思えばすぐに小雨になったり何だか変な天気ですね。
ひと昔前なら一大事だった酷い大雨もずいぶん慣れてきたもので、公共交通機関は計画運休で災害に巻き込まれる前から運行を中止したりして対応しています。
個人でも雨雲レーダーや災害情報をチェックして、公共交通機関が完全に止まってしまう前に早退したりしています。
昨晩の夜中、雨が酷かったのか近所の川は濁った水で増水していました。
雷が鳴っていた時間もあって飼い猫がビビちゃって布団にもぐりこんで震えていて、ちょっとかわいそうでしたよ。
来年度以降に火災保険の中の水災料率が変更になるようです。(リンク先:国土交通省 「その他報告事項」の中に水災料率細分化について資料有)
火災保険の支払いが右肩上がりの状態が続いていること、その中でも水災の割合が増えているのに個人向け火災保険の水災料率には
契約者ごとの水災リスクが反映されていないという状況だそうです。
保険料を決める際に「公平の原則」というルールがありまして、事故の確率が高い人は保険料が高くなり、低い人は保険料が低くなるという、
保険加入者が平等になるように考えられています。
そういう保険料を決定するルールから考えると、水災リスクの低い居住地の契約者と水災リスクの高い居住地の契約者が負担する保険料が同じというのは
平等ではないということで水災料率の変更になるようです。
じゃあその水災料率はどうやって決めるの?というところですが、損害保険料率算出機構が洪水ハザードマップなど色んな情報から市区町村を水災リスクの
危険度5段階に分けて設定しています。
リスクが最も低いと「1等地」高いと「5等地」とされています。
因みに弊社のある、名古屋市北区は「4等地」名古屋市西区は「5等地」名古屋城のある名古屋市中区は「1等地」となっています。
この等地ですが、先にでた損害保険料率算出機構のホームページで知ることができますので、お住いの等地を調べてみてくださいね。
各保険会社によって異なる場合がありますので、契約の際は契約する保険会社にご確認ください。